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例:DFC-50Z

脱湿乾燥機 DFCシリーズ

乾燥機 脱湿乾燥機(輸送機能一体型) チャレンジャーⅣ
DFCシリーズ

DFC-25Z/DFC-50Z/DFC-75Z/DFC-100Z/DFC-150Z/DFC-200Z/DFC-300Z

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輸送の症状

輸送ブロワ過負荷

現象:輸送運転停止 乾燥運転続行 INV3に異常が発生

原因と対策:

①フィルタ目詰まり

 →フィルタの清掃、交換

②電源電圧の異常

 →定格電圧以内で使用

③インバータの異常

 →インバータの点検、交換

④サーマル設定間違い

 →サーマルの再設定

 

輸送1/2/3サイクル異常

現象:運転続行 一度満杯になってから設定回数満杯を検知しなかった

原因と対策:

①材料切れ

 →材料補給

 

②レベルスイッチ不良

 →レベルスイッチ点検、交換

③輸送エアーバルブ不良

 →エアーバルブ点検、交換

④輸送エアー不良

 →エアーバルブ調整、輸送配管点検

⑤異常待ち回数が少ない

 →設定の見直し

⑥配線不良

 →配線の点検点検、交換

 

輸送不良

原因と処置方法:

①空気漏れ 上蓋とタンク間のパッキン不良

 →再取付またはパッキン交換

②排出ダンパの取付不良

 →取付位置調整

③排出ダンパの不良

 →交換

④配管の接続不良、破損

 →締付調整、交換

⑤フィルタの目詰まり

 →集塵タンク内のフィルタ掃除、交換

  ローダーホッパ金網の清掃

⑥配管内の閉塞 配管内に異物が詰まる

 →配管内の掃除

⑦排出バルブの不良による排出不良

 →点検

⑧乾燥ホッパの内圧が高すぎることによる排出不良

 →乾燥機のリークチェック及び点検

⑨輸送時間が適切でない

 →再設定

⑩排出時間が適切でない

 →再設定

 

切替弁が作動しない

原因と処置方法:

①エアー供給異常

 →エアーを正しく供給する

②バルブ面へのゴミなどのかみ込み

 →点検、交換

③配線不良

 →配線の点検、交換

④電磁弁動作不良

 →手動操作による確認、交換

 

輸送運転がリセットされる

原因と処置方法:

詳細設定1の「乾燥異常時輸送停止」がONに設定され乾燥系の異常が出ている

 →乾燥系異常を解除する

  詳細設定1の「乾燥異常時輸送停止」を

  OFFにする

 

乾燥の症状

乾燥系モータ過負荷

現象:全運転停止 TH11,TH12がトリップしているかINV4に異常発生

原因と対策:

①フィルタ目詰まり

 →フィルタの清掃、交換

②電源電圧の異常

 →定格電圧以内で使用

③電磁開閉器、インバータの異常

 →電磁開閉器、インバータの点検、交換

④サーマル設定間違い

 →サーマルの再設定

 

ヒータNFBトリップ

現象:冷却停止 NFB1トリップ

原因と対策:

①フィルタ目詰まり

 →フィルタの清掃、交換

②上限温度の誤設定

 →上限温度の再設定

③ホースの脱落、閉塞

 →ホースの確認、交換

④過熱用バイメタルの異常

 →バイメタルの点検、交換

⑤制御パネルの異常

 →制御パネルの点検、交換

⑥SSCの不良

 →SSCの点検、交換

⑦停電

 →再起動

 

乾燥/再生昇温異常

現象:運転続行 設定時間内に設定温度に達しなかった

原因と対策:

①フィルタ目詰まり

 →フィルタ清掃、交換

②NFB1がOFFになっている

 →NFB1をONにする

③異常検知時間の誤設定

 →時間の再設定

④制御パネルの異常

 →制御パネルの点検、交換

⑤温度センサの異常

 →温度センサの点検、交換

⑥SSCの不良

 →SSCの点検、交換

 

乾燥/再生温度上限異常

現象:NFB1トリップ冷却停止 乾燥/再生温度が[上限偏差]+[設定温度]より高くなった

原因と対策:

①フィルタ目詰まり

 →フィルタ清掃、交換

②上限偏差の誤設定

 →上限偏差の再設定

③ホースの脱落、閉塞

 →ホースの確認、交換

④温度センサの異常

 →温度センサの点検、交換

⑤制御パネルの異常

 →制御パネルの点検、交換

⑥SSCの不良

 →SSCの点検、交換

⑦停電

 →再起動

 

乾燥/再生温度下限異常

現象:運転続行 乾燥/再生温度が一度設定温度に達してから[設定温度]-[下限偏差]より低くなった

原因と対策:

①フィルタ目詰まり

 →フィルタ清掃、交換

②下限偏差の誤設定

 →下限偏差の再設定

③ホースの脱落、閉塞

 →ホースの確認、交換

④温度センサの異常

 →温度センサの点検、交換

⑤制御パネルの異常

 →制御パネルの点検、交換

⑥SSCの不良

 →SSCの点検、交換

⑦停電

 →再起動

⑧ヒータ断線

 →ヒータの交換

⑨配線不良

 →配線の点検、交換

 

吸着筒回転異常

現象:運転続行 吸着筒回転検知センサが一定時間動作しなかった

原因と対策:

①回転ベルトの脱落、破損

 →ベルトの点検、交換

②モータの故障

 →モータの点検、交換

③インバータの異常

 →インバータの点検、交換

④吸着筒の固着

 →吸着筒の点検、交換

⑤モータ、センサの配線不良

 →配線の点検、交換

 

設定温度まで上昇しない

原因と処置:

①空気漏れ

 →開閉部・接続部のチェック

②ヒータの断線

 →交換

③端子の緩み

 →増締め

④サーモカップルの破損

 →交換

⑤風量の低下

 →フィルタ―メンテナンス及び

  ブロワのチェック

⑥コントローラ・SSCの破損

 →交換

 

乾燥不良

原因と処置:

①風量低下/温度低下/露点低下/乾燥条件/材料変更/その他

 →※連続運転中、急に乾燥不良となった場合はフィルターメンテナンスおよびブロワ、ヒータのチェックを行ってください。

それでも改善されない場合は弊社まで連絡願います。

 

露点不良

原因と処置:

①ハニカムの劣化による寿命

 →交換

②機内のエアーリーク

 →リーク箇所の修繕

③再生フィルタの目詰まり

 →清掃、または交換

④吸着筒の回転不良

 →回転数設定の調整、ベルト張り調整

⑤再生温度が低い

 →再生温度の見直し(設定220℃)

⑥空冷用冷却ファンの故障

 →交換

 

その他の症状

電源逆相

現象:全運転停止 PRの逆相検知または故障

原因と処置:

①電源ケーブルの接続間違い

 →電源ケーブルを正しい相で接続するDFC_電源逆相説明イラスト画像02

②PRの故障

 →PRの点検、交換

 

センサ断線

現象:冷却停止 温度センサが異常値を検出した

原因と処置:

①温度センサの異常

 →温度センサの点検、交換

②制御パネルの異常

 →制御パネルの点検、交換

 

電源ランプが点灯しない

原因と処置:

①ブレーカが「切」になっている

 →盤内のブレーカを「入」にする

②コントロールモジュール不良

 →コントロールモジュール交換

 

電源ランプは点灯するが運転、停止キーを押しても ブロワが回転しない

原因と処置:

①各ターミナルの締め付け不良

 →増締め

②レベルスイッチの動作不良

 →レベルスイッチ交換

③過負荷

 →原因を調査して、サーマルリレーを

  リセットする

④電磁開閉器不良

 →電磁開閉器交換

⑤コントロールモジュール不良

 →コントロールモジュール交換

⑥始動予約運転が入っている

 →始動予約運転を切る

 

吸着筒が回転しない

原因と処置:

①タイミングベルトの張り不良

 →調整する

②コイルスプリングの締付け不良

 →調整する

③インバータの設定不良

 →周波数設定

 (25Z~200Z:38.25Hz、300Z:65.50Hz)

④インバータの動作不良

 →交換

⑤ベルトの劣化、破損、切断

 →交換、調整

 

その他

原因と処置:

①コントロールモジュールの破損

 →コントロールモジュールの交換

②制御盤周囲の温度が高い

 →換気のチェック

③電気機器の動作不良

 →負荷の状態および締め付け部のチェック

④レベルスイッチの配線忘れ

 →コネクタを接続

 

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