開発の経緯
従来のフレキシブルコンテナの下部から原料を抜く輸送では、クレーンによりコンテナを持ち上げる高さが高く危険作業になるタイミングがあったり、コンテナ底より材料を排出するため、コンタミが混入するおそれがあるといったご意見がありました。そのような問題を解消するためコンテナに吸引ノズルを上方から差し込む方式にし、作業性を高めることで設置にかかる時間の短縮を行い、できるだけコンタミが入りにくい構造を検討し装置を開発しました。
活用事例
「今まで紙袋で材料を取り扱っていたが、省力化の為フレキシブルコンテナで材料を取扱いたい」
「コンテナの全量排出を確認する手間を極力減らしたい」
という場合などに適しています。
本装置にフレキシブルコンテナを積載することで既設の輸送ラインにコンテナの材料を空気輸送可能になります。
開発者の思い
お客様にテスト装置を試していただきご意見をいただきながら装置改善しつつ、材料残りの少量化や吸引ノズルの軽量化、操作性などを工夫しながらより良い装置にするため開発を行ってきました。本装置を一度お試していただければと思います。(開発担当)